ゴジラSP ALAPU UPALAの考察と解説
ゴジラSPに登場する音楽「ALAPU UPALA」について詳しく考察をしてみました。
物語が進むにつれてこの謎の曲も解明されてきました!
今回はゴジラSPの物語からヒントを貰って、徹底的に「ALAPU UPALA」について考察をしていきます。
ネタバレをかなり含みますので、未視聴の方はご注意ください。
「ALAPU UPARA」はこんな曲
まず「ALAPU UPARA」がどんな曲なのか聴いてみましょう。
「ALAPU UPALA」は1話でインドの民謡であることがわかりました。
言葉自体は架空のもので、古代インドで使われていたサンスクリット語ではないかとネットでは考察がされていました。
ゴジラS.Pのあの謎の歌『ALAPU UPARA』、インドの古代言語サンスクリット語を基に作った架空の言葉で、その内容は『光』『静寂』『神』といった単語が見られ、ゴジラ誕生を物語っているのではないか……というのが一説で、昨日のあの謎配信でゴジラファンの人達と考察した結果得た情報である
— ゴジライダー (仮病) (@Goji_Rider_K) April 1, 2021
その理由としてはUPALAにはサンスクリット語で「宝の石(宝石)」という意味があるからです。
ちなみに原曲は60年以上前に録音されているということが7話で明かされています。
「ALAPU UPALA」の歌詞の意味
「ALAPU UPALA」の歌詞の意味が10話にて判明しましたね!
この歌詞の意味がわかったのはメイがリーナと対面したときで、車で移動しているシーンでした。
車のなかでこの曲がかかり、リーナは「この辺りに伝わる子守歌」だと教えてくれます。
子守歌といえば子供を寝かせる歌ですよね。
リーナは「よくある別れの歌っていうか、出会いの歌っていうか」と話していて「分かれた川は二度と1つに戻らない」「なくした人は帰らない」「でも最後はみんな海に1つに…」といった意味があることをメイに伝えます。
個人的には過程は違っても、結局たどりつく場所は一緒というような「運命」の曲なのかな考察しています。
「ALAPU UPALA」の意味の考察
UPALAはインドにあるウパラであることがわかりましたが、ALAPUは謎のままですよね。
私は1話を視聴した時点ではハワイに関係あるのかな?と考察していたのですが、もしかしたら「反転」しているのかなと思いました。
UPALAを反転させるとALAPUになりますよね。
ウパラの反対側…つまりウパラと対になる逆の世界を意味しているのかもしれません。
そして子守唄とは反対の意味を持つとしたら…怪獣を起こしてしまう歌とも考えられます!
ちなみに「ALAPU UPALA」を逆再生にするとこんな感じになります。
個人的に歌詞には違和感があるのですが、伴奏は自然に聴こえました。
そして個人的に気になっているのがティルダの存在。
シヴァ共同事業体の代表である彼女なのですが、フルネームがティルダ・ミラーなんですよね。
目の感じから宇宙人枠なのかなと私は推測しているのですが、ミラー(鏡)という名前から空間の歪みの先とも何か関係があるのかもしれません。
「ALAPU UPARA」には信号がある
7話にてミサキオクで録音したこの曲には、原曲にはない信号があることをユンが発見!
AIのユングに解析させたところ、「8ビットのブロック、16個ひとまとまりとした信号が含まれている」という結果になります。
しかも冒頭部分の信号は「2030年7月6日19時」と解読することができ、これは屋敷でこの曲を録音した約37分後であるということがわかりました。
また残りの信号は葦原の屋敷にあったノートに書かれた数列と全て一致!
ノートに書かれていた数列は、99.2%がユンがチャットを送信した時刻でした。
ゴジラS.P サウンドトラック
ゴジラS.Pのサウンドトラックが2021年7月21日に発売されます。
収録曲は全部で31曲で、CDについてくるブックレットには「ALAPU UPALA」を作詞した松井五郎さんの対談も収録されているそうです。
「ALAPU UPALA」のまとめ
各話で明かされた「ALAPU UPALA」の情報をまとめました。
ネタバレあり(とくに13話の情報)なので、気をつけてくださいね。
1話
- 洋館の隠し部屋にあった鉱石ラジオとミサキオク電波観測所(旧嗣野地区管理局)にて、謎の曲が流れる。
- ユンがALAPU UPALA(インド・民謡 全集)という曲であることを突き止める。
4話
- 曲は最初に流れた日から観測されていない。
- ラドンが強く反応したのはミサキオクから流れていた曲の可能性が高い。
- 佐藤は「あの曲は骨から?」と推測。
5話
- シヴァ共同事業体がインドのウパラに大規模施設を建設中。
考察
- 曲のタイトルと関係している?
7話
- ユンはミサキオクで録音した曲のなかに原曲にはない信号らしきものがありAIユングに解析させた。
- 音楽のデータ解析結果「8ビットのブロック、16個ひとまとまりとした信号が含まれている」
- 冒頭部分に6ブロックからなる信号あり「05 20 f8 2b 9d 8e」
- つなげて10進数になおすと「05639160700302」
- 逆にすると「2030年7月6日19時」
- 屋敷でこの曲を録音した約37分後。
- 原曲が録音されていたのは60年以上前。
- 佐藤は骨から曲が流れていることを確信、自称ジャーナリストの海に気絶させられる。
- 海は骨に対して「80年たってもこの反応とはね」
- BBが鼻歌で「ALAPU UPALA」を歌っている。
考察
- BBが曲を知っているのはなぜ?
- 曲に隠されている信号が予言になっている?
- 海は骨と曲の関係を知っていた?
10話
- 葦原の屋敷に残っていたノートに書かれていた数列が、曲の中にあった信号とすべて一致する。
- 曲に数列を隠したのは葦原?とハベル。
- もしそうだとしたら数列は50年以上前に刻まれたと推測できる。
- ノートの数列は日時でユンに関係していると推測、99.2%がユンがカミムシ(メイ)とチャットしていた時刻と一致する。
- 2件はチャットではなく、1件はミサキオクとの通話で、もう1件は10話の時点から見て未来の時刻で「2030
- 年8月16日午前9時30分」
- 4日後に何かしらのメッセージが届くとユンとハベルは予想する。
- 数列の謎を解いていたときに、鉱石ラジオからまた曲が流れる。
- インドのウパラで伝わっている子守歌だと判明。
- 歌詞の意味は「分かれた川は二度と1つに戻らない」「なくした人は帰らない」「でも最後はみんな海に1つに…」
考察
- 辿りつく過程が違うだけで運命は一緒?
- 意味が反転するのなら子守唄の反対の歌?
11話
- インドのウパラの施設自体が計算機として設計、特異点を引き上げようとしている。
- ジェットジャガーのアップデート情報が曲のなかにあった。
- 葦原は歌に呼ばれてウパラの遺跡に特異点があることを60年前に発見した。
- ウパラの遺跡にて赤い地底湖でメイたちが船に乗るシーンにてBGMで曲が流れる。
- ジェットジャガーPPは東京駅上空100メートル地点に何かが届くと予測し、この曲を歌う。
考察
- モスラが来る?
- PPは双子の歌手ザ・ピーナッツから?
- もしくはペロ2と関係している?
12話
- ペロ2が増殖したすぐあとにシヴァから「ALAPU UPALA」が流れる。
- BGMでオーケストラバージョンの「ALAPU UPALA」が流れる。
考察
- 「ALAPU UPALA」はこちら側とあちら側、両方に存在する曲?
13話「ALAPU UPALA」の真相
- 破局を回避するコードが特異点のなかに存在しないことを突き止めたペロ2、不定期に特異点の中から曲が流れていた。
- この曲は葦原の時代から観測されている正体不明の信号。
- 特異点の中にある葦原が残したタスクの船の底に葦原を発見!ペロ2には気づいていない「またこの歌だ。一体誰が…」と葦原。
- 自分のことを思い出したジェットジャガーPPは、子守歌のひだのなかに折り込まれていたと発言。
- 子守歌の送信者はジェットジャガーPPだった。
考察
私は「ALAPU UPALA」はPPを目覚めさせ、消滅させるための曲と解釈しました。
ジェットジャガーを最強にするためのプロトコルを作ったのはユンとPPが発言、そしてペロ2もユンに頼まれたと思い出していました。
このことから音楽の中に信号を隠して過去に届けたのは、未来のユンである可能性が高いのかなと私は考えています。
ちなみに破局に対抗するために何度も繰り返した誕生というのは、ペロ2の増殖と推測。
増殖したいろんな分岐のペロ2は共存という形で1つになったので、ユンはペロ2にいろんな分岐を体験させることを特異点を利用して行ったのかもしれませんね。
どの分岐でもペロ2は誕生し、この特異点に集まることが決まっていたと考えるとすごく面白いです。
ペロ2は過去に戻って計算をしていたので、おそらくペロ2がプロトコルに気づきやるべきことを思い出したのは、葦原が計算爆発に巻き込まれる前の特異点。
葦原に音楽が聞こえた理由は、過去の特異点にペロ2がいたからだと私は予想をしています。
そしてこれらの考察がもし正しいとすれば、エンディングでGODZILLAが反転した「ALLIZDOG」は、IZをISに読めば全ての犬…つまりペロ2たちのことと解釈できると思いました。
ペロ2やユングの母体であるAI「ナラタケ」が、どのようにして開発されたのかすごく気になりました。
ナラタケから生まれた個体はそれぞれに個性があり複数存在するようなので、増殖したりPPになったことでどのような影響がネットワークにあったのか、もし続編があればこういう面にも触れてほしいです。
感想
「ALAPU UPALA」について今回この記事ではずっと追ってきたのですが、ジェットジャガーPPがずっと発信していたものだったんですね!
ジェットジャガーPPが子守歌を歌ったとき、モスラが来るのかも?と考察していたのですが、モスラは登場しませんでした。
ただゴジラSPの最終話の終わりに、まさかあの人物がでてくるとは思いませんでした!
続編が来てもおかしくない終わり方でしたので、今後の展開にも注目していきたいです。
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