『みいちゃんと山田さん』考察|みいちゃんを殺したのは誰?それって本当に重要?【マガポケ最新話感想】

『みいちゃんと山田さん』考察|みいちゃんを殺したのは誰?それって本当に重要?【マガポケ最新話感想】

講談社の漫画アプリ「マガポケ」で連載中の『みいちゃんと山田さん』、皆さんは読んでいますか?
私は2025年8月現在も、マガポケで最新話を追い続けています。

この作品は、物語の冒頭から「みいちゃんが死亡している」という前提で進行します。
そのため、最初はずっと「みいちゃんは誰に殺されたのか?」という点に注目しながら読んでいました。
しかし最近では、「みいちゃんの死の真相」よりも、「なぜこの物語が語られているのか」「何を伝えたいのか」が重要なのでは?と感じ始めています。

みいちゃんを殺した犯人は誰なのか?

漫画『みいちゃんと山田さん』を読んでいる方なら、多くの人が一度はこう思ったのではないでしょうか?
「みいちゃんを殺した犯人は誰なのか?」

この作品は、序盤にみいちゃんが殺されたという衝撃的なシーンが描かれることで、読者の興味を一気に引き込みます。
私自身も、マガポケで配信されている最新話(※2025年7月時点で20話(2))まで読み進めながら、「この登場人物が犯人かも?」と考察しながら読み進めてきました。

そして現時点で私が最も可能性が高いと感じているのが、
「犯人はみいちゃんの彼氏・マオくん、または彼に近い関係者なのでは?」という説です。

犯人マオくん(もしくは関係者)説の理由

  • みいちゃんの彼氏であるマオくんは、小心者な一面があり、直接手を下すタイプではなさそう。

  • しかし彼の言動には「自分のためなら、みいちゃんがどうなっても構わない」という冷淡さが見え隠れします。

  • また、マオくんがみいちゃんを“格下”と見なしているような描写もあり、何かしらのトラブルや事件に巻き込んでしまった可能性は大いにあり。

つまり「マオくんが直接手を下したわけではないが、間接的に事件に関与している」という可能性は、現時点でも十分あり得るのではないかと考えています。

死亡現場についての補足

作中では、みいちゃんの遺体が発見されたのは地元・宮城県の山林であることが判明しています。
この点は、今後の展開に大きく関わってきそうですね。


『みいちゃんと山田さん』考察|本当に重要なのは「犯人」じゃなかったのかもしれない

『みいちゃんと山田さん』を読み進める中で、私は次第に「みいちゃんを殺した犯人は誰か?」という問いが、物語の本質ではないのかもしれないと感じ始めました。
その理由は、物語を追うごとに浮かび上がってくるのが「加害者ではなく、みいちゃんの人生そのものの重み」だったからです。

みいちゃんが生きていた“現実”の重さ

みいちゃんは、知的障害を抱えながら、福祉や支援につながることができないまま大人になった女性です。
しかし彼女自身も、差し伸べられたはずの手を何度も振り払っています。
つまり、この物語で本当に問われているのは、「誰がみいちゃんを殺したか」ではなく、「なぜ、彼女がそういう状況に追い込まれていったのか」ということではないでしょうか。

「もし…」という選択肢がどこかで違っていたら

  • もし、幼少期に福祉とつながっていれば

  • もし、DVシェルターに逃げ込めていれば

  • もし、親が障害を抱えていなければ

  • もし、祖母が世間体ではなく子供達や孫の幸せを大切にしていれば

  • もし、周囲の人々が彼女を性的に消費するような目で見なければ…

どこかで、ほんの少しでも選択が違っていたら、みいちゃんは命を奪われることなく、自分なりの幸せを手に入れられたかもしれない――。
そう考えると、胸が苦しくなるほど切ない気持ちになります。

これは「誰にでも起こりうる物語」なのかもしれない

こうした人生の選択は、障害の有無に関係なく、誰にでも起こりうることです。
だからこそ『みいちゃんと山田さん』は、「知的障害のある女の子が殺されるまでの物語」ではなく、「どんな選択をして、どんな人生を歩むか」を私たち自身に問いかける物語なのだと、私は思うようになりました。

物語の今後の展開が楽しみであると同時に、読む側にも覚悟が問われる作品。
この作品が語るものを、最後までしっかり受け止めていきたいです。

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