漫画『みいちゃんと山田さん』に共感した理由|ニナちゃんの成長と前向きになれるメッセージ

漫画『みいちゃんと山田さん』に共感した理由|ニナちゃんの成長と前向きになれるメッセージ

みいちゃんと山田さん』は、登場人物たちのリアルな人間ドラマが心に響く作品です。
私はこの漫画を読んで、たくさんの共感ポイントを見つけました。
ネタバレも含まれているため、まだ読んでいない方はご注意ください。

きっかけはYouTubeの反応集動画

みいちゃんと山田さん』を知ったのは、YouTubeの反応集動画がきっかけでした。
動画を見て、その内容の深さに衝撃を受け、「こんなにリアルで深いテーマの漫画があるんだ」と驚き、すぐに購入を決めました。
最初はAmazonで2巻まで購入し、その後はマガジンポケットで最新話を追いながら楽しんでいます。


共感したキャラクターはニナちゃん

私が特に共感したキャラクターは「ニナちゃん」です。
『みいちゃんと山田さん』は、山田さんとみいちゃんが働くキャバクラを舞台に、登場人物たちのそれぞれの背景や人生が描かれる作品です。
物語の途中で登場するニナちゃんは、最初はしっかりしていそうに見えますが、実はミスや失言が多く、不器用な一面があります。
彼女は無断で退職することも多く、自分の行動について「人間関係リセット症候群」と表現していました。

人間関係リセット症候群に共感

ニナちゃんの「人間関係リセット症候群」という言葉が出たとき、まさに自分のことのように感じました。
実は私自身も、精神的に追い詰められたとき、アルバイトを無断で辞めたり、突発的に職場を離れた経験があります。
自分の環境が変わるたびに、知人や同級生の連絡先を削除してしまう癖もあります。
リセットした後は、何とか頑張ろうと思うのですが、うまくいかないことも多く、投げやりになってしまうこともありました。

今は安定して働ける環境があり、周囲の支えに本当に感謝しています。
第2巻では、ニナちゃんが努力する姿や、他人の気持ちに寄り添えるようになった姿が描かれており、自分と重なる部分がある彼女の成長にとても励まされました。

私もニナちゃんのように、支えてくれる人たちのために少しずつ成長していきたいと思っています。

ニナちゃんの「汚部屋」に共感

また、ニナちゃんの「汚部屋」にも共感してしまいました。
彼女の部屋は散らかっており、片づけ本を買うシーンが描かれています。
この状況、実は私自身にとても似ているんです。
私は掃除が苦手で、ゴミや空き缶をそのままにしてしまい、気づけば部屋が散らかっていきます。
掃除をしようと思ったときには一気に片付けますが、時間が経つとまた元の状態に戻ってしまいます。

ニナちゃんの部屋を見て、「わかる、わかる!」と共感し、自分もこのままではいけないと反省しました。
これを機に、少しずつ掃除を頑張ろうと思います。


『みいちゃんと山田さん』の深いテーマとニナちゃんの成長

『みいちゃんと山田さん』は、障害を抱えた女の子たちのリアルなドラマが描かれており、その描写は非常にリアルで心に残ります。
物語自体は重いテーマが多く、読んだあとには少し気が滅入ることもあります。
しかし、アラフォーになったニナちゃんが描かれたことで、完璧でなくても自分と向き合い、少しずつ前向きに生きるということが、すごく大事なんだなと改めて認識できました。
ニナちゃんの姿に、救われた人けっこう多いと思います。

この作品は、その重いテーマゆえに気軽には「おすすめ!」と言いづらい部分もありますが、いろんな人の背景や事情を理解するきっかけとなり、「もし自分だったらどうするだろう?」と考えさせられることが多い作品です。

今後の展開もとても気になるので、これからも引き続き楽しみながら読んでいきたいと思っています。

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